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ハレとケ。俺たち、幸せかもしれん

小さな和室の[かんばやし塾]の1人塾長、上林です。

3年ぶりの春の高山祭が終わりました。
雨の様子を見ながらの勝負という祭り開催。

ハレとケ。俺たち、幸せかもしれん

今日は青空と雲が半々で風が強く寒い一日でした。
ハレの日には雨がふり、ハレの日が終わると晴れなんて皮肉です。

桜はアッと言う間に満開になり、アッという間に散って葉桜に…。

ハレとケ。俺たち、幸せかもしれん

ハレは the days that people have special occasions such as festival or seasonal events
ケは just days without special occasions

日常がケならば、ハレは非日常。
ハレの日を待ち望み、そのための準備を整え、神に祈る。

ハレとケ。俺たち、幸せかもしれん

元々の祭りは素朴な地域社会に根付いたものだったのでしょうが
今では、町を上げての観光事業にもなっています。
豪華絢爛な屋台が作られたのは戦国時代から江戸時代

最初の屋台は1652年、金森頼直時代に作られたのですが、
屋台が祭りに加わったのはもっと後のこと。

最初は祭りの度に、解体していたため、劣化がひどく50年で新造していたのですが、
天保年間に起きた大火で焼失してしまったことをきっかけに、屋台蔵を作って
そこに保存することになり、高価な彫刻や飾りが付けられるようになったそうです。

雨の祭りの日、塾に来た小5男子が、ふっと何気にこう言いました。

日本三大美祭の1つを毎年、普通に見られる俺たちって
ひょっとしたら、幸せかもしれん。みんなわざわざ見に来るんやで」

伝統を守り伝えるためには、多くの人の知恵と努力と財力が必要です。

すべてのことが人々みんなの力によって成り立っていることを
地域社会の行事を通して、学ぶことが大事だなと思います。

秋の祭はハレるといいですね。

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